過日5月8日まで開催されていた
イラストレーター・
黒田潔氏と小説家・
古川日出男氏による
『舗装道路の消えた世界』。
その一環で行われた
ボディペイントの写真作品。
『人間の身体に動物が
憑依する』イメージのボディペイント。
『人間に纏わる皮膚が
脱皮していく』イメージの洋服。
ぬらりと濡れていて
それでいて突き刺すような冷たい視線。妖しく艶めかしい表情。
俳優・間宮祥太朗氏の何とも得難い表現力と相まって
静謐さの中に獰猛な咆哮のこだます、不思議な作品に仕上がっている。
刺激的な創作過程も含めて、一つの作品として楽しみたい。