Michael Fassbender出演作。
原題;300
2007年3月9日 アメリカ公開。
2007年6月9日 日本公開。
軟弱男子ZERO。ALL心身屈強男子。
身も心もギリシャ彫刻な美男が、画面イッパイに咲き乱れております。
筋肉モリモリ。観てるコチトラの乙女心もモリモリ。
実は、公開時に鑑賞していたのでございます。
ただし!当時はRodrigo Santoroさん目当て(『ラブ・アクチュアリー』での、キュートでセクシーな同僚役で一目惚れ)の鑑賞でしたので、Rodrigoさん演ずる「己の富と権力と美に溺れるXerxes大魔王」の艶っツヤの妖しさと、Gerard Butler氏演ずるLeonidasの、かの名台詞「ディス イズ スパルタァーーー!!」と、あとは強烈な映像美しか記憶に残っておらず。
ミスター伊達ファスベンダーに関する記憶は、誠にお恥ずかしながら…皆無で。。
と言う訳で、改めて観てみたら…ギャ!メッチャ出てらしたのね!しかも準主役?ってくらいの大活躍の役柄で!
Leonidas王の傍にStelios(ファス殿)ありっちゅうくらいの「はなまる」な立ち位置で!
借りて良かったー
***
【Stelios】
国のため家族のため、そして自由のために戦うSpartans。
Leonidasはこう言います。
Spartans never retreat.Spartans never surrender.そんなSpartansの精神を顕著に象徴した存在、それがSteliosです。
22:55。出陣シーンで、堂々のご登場。
SteliosはLeonidasに向かって力強く宣誓します。
We are with you,sire.For Sparta.For freedom.To the death.
歯が |
Arcadian, I've fought countless times yet I've never met an adversary that could offer me what we Spartans call a beautiful death.
I could only hope with all the world's warriors gathered against us, there might be one down there who's up to the task.
フッと冷めた表情を見せるファス殿。堪らん。 |
Go now. Run along and tell your Xerxes he faces free men here, not slaves.
兜なんて関係ネー。オクチの形で、瞬時にファス殿と判別可。 |
そして、やっぱり歯。 |
Is that the best you can do?
その澄んだ瞳に、私の邪な魂も清められました。 |
It's an honor to die at your side.それに応えるLeonidas。
It's an honor to have lived at yours.その言葉に、澄んだ湖のような瞳を潤ませるStelios。
…アタクシまでオトコ泣きです、おっかさん。
死を前にして、Steliosが瞳を潤ませているのは、死を恐れているからではありません。誓って。
尊敬する王と共に、幾多の修羅を潜り抜けてきた名誉に
そして、王と戦士という立場の垣根を超え、同士として、敬愛する王と共に「Beautiful death」を迎えられる幸福に
強く深く打ち震えているからなのでしょう。
何と言う、美しい散り際。もう何だか泣けて泣けて、しようがないぜ。オトコ泣きだぜ。
***
【独断と偏見による、ファス殿の見どころ 其の一 『決算大放出の歯』】
歯ーーー!!! |
お蔭様でアタクシ、萌ゆる歯ニーを、心行くまで堪能させて頂きました。
【独断と偏見による、ファス殿の見どころ 其の二 『猿飛佐助』】
天高く、ひとっ飛びに飛翔すると、敵の片腕を一太刀。
爆弾を仕掛けた敵に飛び込み、ひと突きするや…
くるりと一回転し、爆破の衝撃を盾で防御。
際立つダンスセンスもお持ちの、ミスター伊達ファスベンダー。 華麗なるターン。流石です。絶品です。
この方、体幹の筋肉が、ものすんごくシッカリしてらっしゃるんだわ。
ちなみにコチラ→『Wedding Belles』で、軽やかなステップを魅せるファス殿。
膝を追ったleonidasの背中を駆け上がると、敵を一突き。
本作では、とにかく「飛びます、飛びます」。
その華麗な跳躍たるやピューマです。Cougarです。
【独断と偏見による、ファス殿の見どころ 其の三 『しなやかに歌ってる筋肉美』】
とくとご覧くださいませ。この!おみ足を!
スッキリとした膝まわり。
ファス殿のおみ足をジーっと見てたら、美味しそうな「手羽先の唐揚げ」に見えてくるから、アラ不思議です。
Gerard Butler氏の「鋼の筋肉美術師」もステキですが
♪しなやかに躍って、この筋肉で♪なファス殿の肉体美たるや。くぅ堪りません。
(参考:山口百恵嬢『しなやかに歌って』)
似たような構図の写真を何故2枚もUPするかって? そりゃアナタ、ファス殿の歯が見たいからですよ。歯。 |
呼吸するだけで、しなやかに稼働しちゃう腹筋。 |
しなやかに歌ってる、二の腕。 |
しなやかな僧帽筋。 そして額にハラリと落ちる、ひと束の髪。セクスィー。 |
【独断と偏見による、ファス殿の見どころ 其の四 『吼えろ鉄拳 』】
※『吼えろ鉄拳』は1981年公開の、JACな真田広之氏主演のアクション映画です。機会があったらご覧ください。
闘いに血湧き肉躍り、興奮の咆哮をあげるファス殿。
元気ですかー!イチ! |
ニー! |
サン!ダーーー!!! |
【独断と偏見による、ファス殿の見どころ 其の五 『実はフケテナーイ』】
※「キレテナーイ」でもお馴染みの、故マイク・ベルナルド選手ではありません。念のため。
陰影を強調した色彩の本作。
血潮たぎる男たちの、むせかえるような美しさが、その色彩によって、より熱く濃く描写されております。
ご多分にもれず、ファスも、濃くたぎってます。
戦士の皆々様、『UOMO』の濃さっちゅうより、明らかに『LEON』相当の濃さじゃなくってよ?と見ておりましたら、メイキング映像を見て、あらまビックリ。ファス殿、ピチピチ新鮮、いとお若うございました。はじける笑顔に、クラっと貧血になりました。(色彩の補正が映画にもたらす効果と影響力を、改めて実感。)
【その他、独断と偏見による、映画の見どころ。】
Alix Malkaの水中写真。 『Numero TOKYO』#15に掲載。 |
水中写真家のZena Hollowayの描く世界観を、写真家Alix Malkaの艶やかな色彩で着色したかのような、まことに蠱惑的な描写です。
↑Zena Holloway撮影『Swan Song』の動画。
前方後方、あらゆる角度から「おいしゅうございます。」な映画でした。