2014年4月22日火曜日

『SMALLVILLE』は愛のハウツードラマ。


気がつけば、最後の投稿は去年の暮れ。4ヶ月ぶりの投稿です。

昨年2013年からすっかり投稿ペースが落ちておりますが、「ある朝めざめたら、絶世の美人になっていたので、夜な夜な浮名を流し、数々のレジェンドを創っていたのでブログが書けなかった」わけでもなく、「ある朝めざめたら、途方もない超能力を授かっていたので、弱気を助け強気をくじく正義のヒーロー稼業に忙殺されてブログが書けなかった」わけでもないです。

昨年から徒然なるままにツイッターなぞ始めてみたところ、どうも私の場合、ツイッター脳とブログ脳とが全く異なるようでして、ツイッターをしたら最後、その日はブログは書けず…を繰り返しているうちに、今日に至った次第。

その間も、かような僻地ブログにお越し下さった方々、恐れ入ります。誠に有難うございます。

中でも『HOBBIT』シリーズ第2弾で大活躍のLee Paceをたどって、お足元の悪い中、お越し下さった方々が沢山いらっしゃいました。休眠ブログにも関わらず、毎日どなたか必ずいらして下さっており、これは壮大なる陰謀かと戦々恐々とした日も。。(ウソです。ただただ感謝です。)中には「Lee Pace おとっちゃん」なる、かなりレアな検索でたどり着いて下さった方もいらっしゃいました。(すみません!「おとっちゃん」は私が勝手につけた愛称です。万国共通でもなければ日本でも全く通用しません~すみません~)

という訳で、すっかりブログのペーパードライバーと化しておりますゆえ、暫くの間は、徒然なるネタで試運転ブログにお付き合い頂ければ幸いです。

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てな訳で、久し振りの投稿は米国の名ドラマ『SMALLVILLE』について。

AXNでひっそりと放映され、ひっそりと最終回を迎えた『SMALLVILLE』。今、シーズン10の17話を、擦り切れるほどに鑑賞中です。10x17では、正義と自己犠牲の塊クラーク・ケントちゃんと全く同じ顔ながら、自惚れと傲慢と欺瞞の結晶のようなクラーク・ルーサーがパラレルワールドから再訪、虎視眈眈と世界を我がものにしようと目論むわけなのですが、まぁ本筋は良いの。とにかくパラレルクラークの愛のテクニックが凄まじい。ありとあらゆる手練手管で女性という女性を落とすのです。

高級レストランにターゲットをいざなったパラレルクラークは、鼻と鼻が触れあうほどに身体を密着させると、女性に向けて意味深長な微笑みを浮かべます。接吻されるかと仄かに期待する女性。パラレルクラークは、そんな“獲物”の心を見透かしたように…
首の湾曲部の香りを吸い込み、鼻先で首筋を愛撫すると、そこに優しく唇の痕跡を残すパラレルクラーク。興奮と落胆をない交ぜにした、当惑の表情を浮かべる女性。パラレルクラークは、そんな女性の頬を冷めた視線でなぞるのであった。
(海外のロマンス小説風に解説してみた)

怖いですね~エロスですね~危険なエクスタシーが充満してますね~

『ヤングスーパーマン』なる、懐古の風情ただよう邦題をつけられたがためか、日本では今一つパッとしない『SMALLVILLE』ですが、おぼこいクラークが精神的にも肉体的にも恋愛面でも日進月歩に成熟し、或る時は老若男女の心を陥落させ、また或る時はクラークへの愛に溺れる余り、悪の道へと堕ちていく人々も続出するなか、地球を救うスーパーヒーローへと成長していく様は、相当ドラマティックです。しかも恋愛面において、どんどんと熟れていくクラークの一挙手一投足は、正に「歩く愛の指南書」。

AXNでは、ただいまシーズン9を再放送中のようです。是非是非、皆さんもご覧になってみて下さい。